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入厩後順調にお稽古を重ねたファンシータワーは、小倉競馬5日目に
デビューが決まりました
<2004年1月31日 小倉競馬場>
開催初日から降雪の影響があった小倉ですが、今日は快晴です
4R未勝利戦に
イシノゼフィルス
、5R新馬戦にファンシータワー
12Rには4歳牡馬
ミナモトトニーオー
が出走を予定しています
2Rの3歳未勝利戦には鈴木厩舎ゆかりの産駒2頭も出走しました
サマーサスピション産駒カルストンダイナオ(牡/栗東・野元)と
母メインゲストのシルクマグノリア(牝/栗東・安田伊)です
11時20分 電光掲示板が5Rの出馬表に変わりました。ファンシータワーは7枠7番、馬体重は422キロです
メンバーは関西馬が8頭、美浦からの遠征は彼女1頭。暗い馬道から浮かび上がるピカピカの栗毛、独特の白斑
最終レースに出走するミナモトトニーオー(牡4)の担当厩務員でもある石田さんとパドックに登場しました
500キロを越える大型馬や牡馬に混ざって、ここでは
最軽量の彼女ですが
その馬体は決して見劣りしません
9頭立てには広く感じるパドックをゆっくり、ゆったり
周回を重ねる1人と1頭。石田さんの白いスラックスと
バンテージを巻いた彼女の前肢の動きがシンクロします
1番人気は510キロの牝馬シゲルイケイケ(坪憲章厩舎)
ファンシータワーは31.8倍、6番人気に支持されています
彼女の母フアシネイターの姉は名牝
ダイナフエアリー
、その産駒で
彼女の従兄には
サマーサスピション
や
ローゼンカバリー
達がいます
(彼らは皆、現役時は石田さんにわたりを編んでいただきました)
更に母系をさかのぼるとシービスケットの母「Swing On」の名も!
姉
アイリーンズハート
(父ティンバーカントリー)は黒鹿毛ですが
この愛らしい栗毛は母父のノーザンテーストゆずりでしょうか
本馬場入場の音楽は「ネバーエンディングストーリー」
鞍上は開催初日から小倉で騎乗している二本柳壮騎手です
先頭の誘導馬は芦毛のファイブリローンチとパリスマウンテン
後ろからおもむろに登場したのは黒鹿毛のテイエムオオアラシ
実は彼の父・セクレフアスターも、鈴木康弘厩舎の卒業馬です
ばらついたスタートが切られ彼女の位置取りは中段
直線に向いても、上がってくる気配はありません
結果は最後尾9着でゴールイン、着差は「大差」
他馬よりも少し時間をかけて小倉の芝を堪能したようです
ゴール板をすぎて、すぐに戻って来た幼さの残る栗毛を、スタッフは笑顔で迎えます。その後の
JRA発表は「タイムオーバー:ファンシータワー号は2月29日まで平地競走に出走できません」
一方、優勝したのは2番人気のリボンアート(栗東・瀬戸口厩舎)
父サンデーサイレンス 母スカーレットリボン 社台ファーム生産
パドックでも父馬ゆずりの青鹿毛を輝かせていた牝馬です。彼女の
近親には、鈴木厩舎に在籍していた
スギノフォルモーザ
がいます
鞍上のヒューズ騎手は短期騎手免許で本日より騎乗、初勝利でした
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