MICHEL LEGRAND

 

ルグランの作品を紹介します

年代順に表記しています 1970〜1983

(作品によっては年代が違う場合もありますので、その点はご了承下さい)

1970
★★
嵐ヶ丘 (LA-LA-LAND)
OUM LE DAUPHIN BLANC (RIVIERA)
フルートとオーケストラが奏でるテーマの「I WAS BORN IN LOVE WITH YOU」はルグランらしい綺麗なナンバーです。 この曲のアレンジ違いが他にも何曲か入っています。その他では、バロック風な雰囲気の「LE GRAND HOLIDAY」、早い弦の音色がサスペンスタッチを醸し出す「CASTLE GROUNDS」等、入っていますが、あくまでもテーマ曲が中心の作品です。ラストのボーカルバージョンが一番良いです。
アニメ作品のサントラです。ルグランが唄う主題歌を収録。他はドラマです。曲が入っていないのでイマイチです。
 
★★★☆
JARRY SUR BUTTE (PRODUCTION ML)
★★★★
雪どけ (BELL)
ルグランが手がけたフランス演劇の音楽を収録したレコードです。1970年の作品と言う事でルグラン全盛期の作品です。その為、この舞台用サントラも曲の出来はカナリ良いです。男女が歌うロック・ナンバー、ラテン・ジャズ、そしてルグランが唄っているバラード等が入っています。特に自身が唄う、このナンバーは「水の中の小さな太陽」を思わせる旋律が印象的な秀作です。ただ残念なのは曲がセリフに邪魔されたり、異常に短かったりする所でしょうか。本当に残念。
2曲入EPです。A1「LES FEUX DELA CHANDELEUR」は悲しげなメロディーが心に沁みる名曲です。B2「BLACK FIRE DREAM」はブラスと女性コーラスをフィーチャーしたファンキー・インスト・ナンバーで、こちらもイイ出来です
 
★★★
恋 (ODEON)
★★★★★
殺意の週末 (DISQUES)
2曲入EPです。少しずつ転調して行くピアノのメロディーが印象的なA1「恋のテーマ」。B2「レオのテーマ」もピアノ曲で、何処となくアジア風なサウンドの印象をうける曲です。どちらもクラシカルなナンバーです。
数あるルグラン作品の中でも傑作の部類に入る作品です。テーマ曲をぺチュラ・クラークが英、仏語でそれぞれ歌っています。この曲がバカラックみたいなナンバーで、まずイイです。他の曲も捨て曲無しの出来です。女性コーラスが歌うイエ・イエナンバーの「MI SOL MI MI RE RE MI」、テーマ曲を軽いボサにアレンジした「AUBERGE-INN A SAULIEU」、ルグラン自らスキャットを聴かせる「O-NO-MA-TO-PE」等、どこから聴いても全てイイ作品です。
 
★★★★★
水の中の小さな太陽 (BELL)
★★★★★
水の中の小さな太陽 (CBS)
ルグランが歌う切なく美しいテーマ曲の「DIS-MOI」で始まるこの名盤。このテーマ曲のアレンジ違いを壮大なオーケストラ・サウンドで聴かせるナンバーが多く収録されています。ロックな「VIVONS L' AVENTURE」、ジャズの「GILLES ET NATHALIE」の2曲以外はシンプルで正統派な音作りで聴き応え十分な傑作です。
ジャケット違いの日本盤LPです。この日本盤は見開きジャケットになっていて、フランス盤より豪華な仕様になっています。収録曲はフランス盤と同じです。
 
★★★★★
水の中の小さな太陽 (BELL)
★★★☆
コニャクの男 (BELL)
2曲入EPです。A1「DIS-MOI」はルグランが唄うテーマ曲です。見事なバラードで言う事無いです。B1「SEULE DANS PARIS」は サックスをフィーチャーしたインスト・アレンジ・バージョンです。2曲ともLPに収録されています。
格調高い雰囲気をかもし出すテーマの「LES MARIES DE L' AN DEUX」は中々イイ曲です。アレンジ違いがの4曲。バロック風な「SUR LE BATEAU DE NANTES」、男女のコーラスが唄う合唱曲の「LA FETE DE LA RAISON」、ストリングスによるクラシカルな「LES RETRO OUVAILLES」等、後に作られる「ベルばら」、「三銃士」等の作品に反映されて行く作品です。
 
★★★★
ロバと王女 (PLAY-TIME)
★★★☆
ロバと王女 (DISQUES MEYS)
ドミゥー&ルグランの名コンビが送る作品です。曲はインストの他に、7曲の唄モノ。この7曲だけ「ロシュホールの恋人たち」みたいです。特に「LES TROIS ROBES」が最高です。「LE MASSAGE DES DOIGTS」は同じ年に書いた「殺意の週末」のテーマ曲にソックリです。歌物のインスト・バージョンとバロック・ミュージックを意識したナンバーが多く収録されています。
2曲入EPです。ISABELLE AUBRETが歌うカバー・バージョンです。A1「CONSEILS DE LA FEE DES LILAS」、B1「LES REVES SECRETS D'UNE PRINCESSE」の2曲が収録されています。
 
★★★
TIME FOR LOVING (RCA)
★★★★
LA POUDER D' ESCAMPETTE (BELL)
ルグランが歌う「PARIS WAS MADE FOR LOVERS」、アコーディオンを使った「THE STREET WHERE THEY LIVED」、マッド・モンローが歌う「A PLACE IN PARIS」、ダスティー・スプリングフィールドが歌う「SEA AND SKY」等が良いです。
2曲入EPです。A1「LA POUDRE D' ESCAMPETTE」はダイナミックなオーケストレーションに哀愁あふれるメロディーが印象的なナンバーです。B1「UN JOUR LOIN D' ICI」はA1を女性ボーカルの歌で聴かせています。これは名曲です。フランシス・レイが書きそううなメロディーです。
1971
★★★★
栄光のル・マン (CBS)
★★★★★
栄光のル・マン (ユニバーサル)
曲自体の出来は素晴らしいです。ただセリフと効果音も一緒に入っている点が不満です。「ファースト・ラップ」はブラスとコーラスをフィーチャーしたラテン・ジャズで最高にカッコ良いです。ラル・シフリン風な曲です。「恋の迷い」ではファンクを、一転して「デラニーの休息」はシンセとハーモニカを使った気持ち良いナンバーを。そして「群集の中の顔」ではシットリと女性ボーカルでルグラン節を聴かせます。色々な曲が堪能出来る作品です。
LP未収録の6曲を追加してのCD化です。そして何よりLPでは音楽より効果音(エンジン音)の方が大きい位でしたが、このCDに収録されている曲には効果音が被りません。ジックリ曲を堪能出来ます。曲の出来については言う事ありません。個人的には一番好きに「ファースト・ラップ」(効果音無しバージョン)が聴けて幸せです。全体を通して、かなりジャジーな要素が強い印象をうけました。「ハンター」とのカップリング盤です。
 
★★★
美しき愛のかけら (METROMEDIA)
★★★
おもいでの夏 (WARNER)
2曲入EPです。A1「美しき愛のかけら」はジュリアス・ラ・ローザが唄う曲です。ブラスとストリングスを使ったアレンジで聴かせるバラードです。イイ曲です。「火の鳥」の元ネタと思いたくなる程、メロディーはソックリです。B1はルグランの曲ではありません。
余りにも有名なテーマ曲の「THEME FROM SUMMER OF '42 」は、本当にイイ曲です。第2テーマと言える爽やかナンバー「SUMMER SONG」。この2曲を中心に色々なアレンジで聴かせてくれます。全然雰囲気が違う曲調のファンキーなインストの「HIGH I.Q」はカッコイイです。
1972
★★★
ONE IS A LONELY NUMBER (FMS)
   

オーケストラで聴かせるメインテーマ曲、ルグランらしい綺麗で切ない旋律のナンバーです。このサントラ、この1曲だけと言って良いと思います。色々にアレンジしてやってます。ボサにアレンジした「LE SOLEIL LA MER ET LES BATEAUX」は、ルグラン自身が唄っていて、これは最高です。コレが聴けるだけで幸せ。アルバム全体を通しては、やや小さく纏まってしまった感じがします。

   
 
ビリーホリデー物語 (MOTOWN)
★★☆
ビリーホリデー物語 (MOTOWN)
2枚組のLPですがルグランの曲は5曲しか入っていません。しかも3曲はセリフのバックに流れる程度の物で寂しい限りです。実質は2曲入と言える作品です。D1の「LOVE THEME」とD7の「CLOSING THEME」の2曲で、曲自体はバラードで悪くは無く★★★の評価ですが、このサントラ自体は★です。しかし2枚組で僅かに2曲とは残念です。
2曲入EPです。LPに収録されていた「LOVE THEME」がA1に収録されています。B1はルグランの曲ではありません。カントリーです。この「ビリーホリディ物語」のサントラは、このEPを聴けば十分です。
 
★★★☆
LE GANG DES OTAGES (BELL)
★★★
LE TEMPS DE VIVRE (POLIDOR)
2曲入EPです。A1「LE GANG DES OTAGES」はルグランが奏でるフィルム・ノワールを思わせるナンバーです。暗く響くピアノの音色が暗黒の世界へ連れて行きます。B1「PARIS UNDERGROUND」は一転してベース、ギター、オルガンがうねるファンキーなインスト・ナンバーです。
2曲入EPです。A1「LE TEMPS DE VIVRE」は男性ボーカルが歌う爽やかな系のナンバーです。B1「LE TEMPS DE VIVRE」はA1をインストでやっています。ストリングスのアレンジがルグランらしさを出しています。
 
★★
L'IMPOSSIBLE OBJET (POLIDOR)
★★★★★
パリから来た殺し屋 (BELL)
2曲入EPです。A1「L' IMPOSSIBLE OBJET」はオーケストラを使ったナンバーで弦楽器を使った得意のサウンドを聴かせています。曲的には普通です。B1「HYPPOLITA」は遊園地ミュージックとでも言いましょうか、昔の遊園地で良く流れていた様なナンバーです。
2曲入EPです。A1「UN HOMME EST MORT」はオルガンをフィーチャーしファンク・ナンバーをやっています。B1「ONYX BAR」もオルガンをフィーチャーしたナンバーですが、こちらには女性の喘ぎ声が効果的に挿入されていて、ルグラン版「セッソ・マット」と言った感じです。2曲ともカナリ、ファンキーです。シングルのみのリリースみたいですが、他の曲も聴いてみたいものです。
1973
★★★☆
警官ギャング (KRITZERLAND)
   
アメリカ映画のサントラCDです。と言う事が関係しているのか、収録されている音楽は「殺意の週末」に通じる路線のナンバーが多いです。フュージョン系のファンキーなナンバーからストリングスによるルグランらしいナンバーまで、ファンキーな曲の方が比重は多めです。お進めはリバーブがかかったヴァイブに早いパーカスが絡むジャジーな「THE CAPER」、トランペットをフィーチャーしたスローなバラードの「THE LUSH LIFE」でしょうか。    
 
★★★
モン・パリ (OVERSEAS)
★★★
モン・パリ (OVERSEAS)
ミレイユ・マチューが歌うボーカル・ナンバーの「L' EVENEMENT LE PLUS...」、「PARIS PERDU」、これはどちらもイイ曲です。大体この2曲をアレンジを変えてやっています。アコーディオンを使ったアレンジはいかにもフランス風な感じで上手いです。他の曲と全然カラーが違う「MY BABY」はカッコ良いインスト・ナンバーで、この曲はイイです。このアルバム自体は結構レア盤ですが内容的にはそれ程の物でもありません。
2曲入EPです。A1「モン・パリ」、B1「奇想天外の出来事」の2曲が収録されています。2曲共にLP収録のミレイユ・マチューが歌うボーカル・ナンバーです。「モン・パリ」のサントラに関しては、このEPだけで十分な感じです。
 
★★★★

愛のそよ風 (RCA)

★★
三銃士 (MIKAN)
囁きながら歌う女性ボーカル・ナンバーの「BREEZY' S SONG」。美しい曲です。ホーンセクションを使ったフュージョンの「ROCKIN' CHAIR」、ルグランのスキャットが後半入るテーマ曲のインスト・バージョンの「I WILL REMEMBER YOU」。B面はテーマ曲のアレンジ違いのナンバーが多く収録されています。イイ曲の為聴いていても飽きません。エレピを使ったインストの「BREAKFAST TIME」もカッコイイです。隠れた名盤です。
冒険活劇らしい曲の数々を聴かせています。スローなテンポの「TO LOVE A QUEEN」は、ルグランらしい綺麗なナンバーです。ホーンを使ったダイナミックな「FOILED AGAIN」もイイです。CDの音が悪い為かどうなのか判りませんが、どうも音が軽い様な印象を受けます。
1974
★★
うず潮 (キング)
★★
うず潮 (BARCLAY)
2曲入EPです。日本盤。A1「うず潮」はオーケストラによるナンバーで、壮大な雰囲気を感じさせる仕上がりです。B1「クンマラ・ベッラ」は男性ボーカルが唄う民謡の様な感じのナンバーです。イマイチです。2曲ともLPにも収録されています。
2曲入EPです。フランス盤。A1「MARTIN ET LA MER」はオーケストラによるテーマ曲のアレンジ違いです。 B1「KNOCK ON WOOD」は男性ボーカルが唄うジャジーなナンバーです。2曲ともLPにも収録されています。
 
★★
うず潮 (PLAY TIME)
★★★
MONTE CRISTO (POLIDOR)
ストリングスとピアノが奏でる劇的な感じを受ける「LE SAUVAGE」はそれなりにイイです。しかし他の曲が中途半端な感じです。「MARAICABO」のインスト・ナンバーだけはイイです。
多分ミュージカルだと思います。ルグランらしいこみ上げ系ナンバーのA「L' EAU GRISE」、「LA VENGEANCE」、「JE NE SAVAIS PAS QUE JE TE REVERRAIS」、「MERCI MONSEIGNEUR」が良いです。特にB7はイイです。「シェルブール」、「ロシュフォール」と比べてしまうと、どうしても評価が下がります。

 

★★
LA FLUTE A SIX SCHTROUMPFS (POLIDOR)
   
アニメキャラが唄っている5曲。ブラスを使った明るいインスト・ナンバーの2、高音のストリングスを使った「LA FETE」はルグランらしいナンバーです。唄以外のインスト・ナンバーは「三銃士」の音に近いです。イマイチです。    
1975
★☆
ビリー・ジョー愛のかけ端 (WARNER BORS)
★★☆
面影 (MCA)
女性ボーカルが歌うブルースなテーマ曲の「ODE TO BILLY JOE」。ピアノが悲しげな音色を奏でる「BY THE POND」、この曲を色々なアレンジでやっています。ルグランの曲はA面のみでB面はカントリー・ミュージック等が収録されています。
壮大なイメージのするテーマ曲の「GABLE AND LOMBARD LOVE THEME 」。この曲を色々なアレンジで聴かせてくくれます。ポップにアレンジされた「GABLE AND LOMBARD LOVE THEME」はイイ感じです。ストリングスとブラスとルグランの華麗なるピアノテクニックが冴え渡ります。
 
★★☆
LE VOYAGE DE NOCES (RCA)
   
2曲入EPです。A1「LES PROMESSES DE MINUIT」はルグランが歌うナンバーで得意のスキャットを聴かせてくれます。B1「LE VOYAGE DE NOCES」はゆったりとした感じのオーケストラ・ナンバーです。    
1976
★★★☆
LA VILLE BIDON (PHILIPS)
   
2曲入EPです。A、B面ともに"CLAUDE NOUGARO"の唄を挿入したナンバーです。A1「LA DECHARGE」は、アップテンポなリズムによるナンバーでバックの絶叫系コーラスが印象的な仕上がりです。ソフト・ロックな印象もあります。B1「SA MAISON」は、一転してスローなバラードです。こちらもバックのコーラスが効果的です。往年のミュージカル作品にも匹敵する位に良い曲だと思います。    
1977
★★☆
真夜中の向こう側 (20TH CENTURY-FOX)
★★☆
真夜中の向こう側 (キング)

ピアノが主旋律を奏でるテーマ曲の「THE OTHER SIDE OF MIDNIGHT」はルグランらしいバラードに仕上げています。このテーマ曲のアレンジ違いが殆どです。ワルツのリズムによる「CANSON POUR NOELLE」、バロック風な雰囲気の「LATE DINNER AT DEMERIS」、全編オーケストラによる優雅で綺麗なクラシカル・サウンドが楽しめます。

2曲入EPです。A1「NOELLE'S THEME」はオーケストラによるテーマ曲です。B1「DRIVE TO DEMERIS」もオーケストラによるナンバーです。2曲ともLPにも収録されています。
1978
★★★
ベルサイユのばら (POLYDOR)
★★★
ベルサイユのばら (POLYDOR)
弾むピアノの音色にストリングが綺麗なメロディーを奏でる「ベルサイユのばら-メインテーマ」。ストリングスとブラスを使ったアレンジが素晴らしいです。「王子ルイ・ジョセフのテーマ」のテーマ曲もポップでイイです。他の曲はクラッシック風なナンバーが中心です。監督がドゥミーだけあり手抜きは無しです。
2曲入EPです。A1「メイン・テーマ」、B1「王子ルイ・ジョセフのテーマ」の2曲が収録されています。2曲ともLPにも収録されています。
 
★★☆
ベルサイユのばら (POLYDOR)
★★
ベルサイユのばら (キティ)
2曲入EPです。A1「I' M A LADY」はメリー・クレイトンなる女性ボーカルがソウルフルに唄っています。この曲はサントラ盤には収録されていません。曲自体は「メイン・テーマ」をディスコ風にアレンジして、やっています。B1「I'M A LADY」はインスト・バージョンです。ちなみにアレンジはルグランではありません。
「ベルサイユのばら」の映画からセリフがメインに収録されたレコードです。セリフのバックで曲が流れていたりしますが、基本的にはセリフが中心です。4曲のみが音楽です。
 
★★★
ベルサイユのばら (東宝)
★★★☆
ベルサイユのばら (POLYDOR)
2曲入EPです。2曲とも鳳蘭さんの唄です。A1は「ベルサイユのばら」のテーマのカバーです。日本語の詩を付けて唄っています。B1は「オスカルのテーマ」が収録されていますが、こちらはルグランの曲では無く日本人作曲家の作品です。アレンジを田辺信一さんがやっているので、悪くないです。
2曲入EPです。カバー作品です。東京少女合唱隊なる人たちが唄っています。A1「メイン・テーマ」、B1「メイン・テーマ・インスト」の2曲です。唄っているのが少女合唱隊ですから清らかな唄声が聴けます。
1979
★★★☆
JE VOUS FERAI ANIMER LA VIE (SONOPRESSE)
   
2曲入EPです。ルグラン自身がピアノの弾き語りで歌うバラードのA1「SI TU DESESPERES」。これは良い曲です。B1「THEME PRINCIPAL DU FILM」はA1のインスト・バージョンで、サックスとストリングを使ったアレンジになっています。こちらも中々イイ出来です。    
1980
★★★★
FALING IN LOVE AGAIN (GOPHER)
   
プロモ盤の為、曲目が判りませんが内容は中々良いです。ボーカル・ナンバーが何曲も入っています。男性ボーカルが唄うA1は「おもいでの夏」と「ハッピー・エンディング」のテーマを足した様な感じのバラードで後半フィーチャーされるストリングス、サックス等によって盛り上がります。A2もボーカル・ナンバーですが、こちらはジャジーな仕上がりです。渋いサックスの音色と女性ボーカルによるムーディーなA5も素晴らしいです。ルグランらしいストリングスの音色が聴けるB6はサスペンス風な感じです。そしてB8はラストに相応しい盛り上がりをみせるテーマ曲のオーケストラ・バージョンで、10分近くもある力作です。聴き応えあります。    
 
★★★
火の鳥 (アルファ)
★★★☆
火の鳥 (アルファ)
A1の「火と鳥のテーマ」曲のみルグランが書いています。この曲はイイ出来です。それ以外の曲はルグランではありません。
3曲入12インチシングルです。A1は「火の鳥」を交響組曲として演奏しています。ロンドン交響楽団の演奏だけあってダイナミックでクラシカルな雰囲気を感じさせる仕上がりです。B1はディスコのリズムに乗ってルグランがメドレー形式で唄っています。このメドレーが中々良いです。「ロシュフォールの恋人たち」、「シェルブールの雨傘」等のサントラ・ナンバーも唄っています。B2は「火の鳥」のテーマが収録されています。
 
★★★
火の鳥 (アルファ)
★★★☆
火の鳥 (ビクター)
2曲入EPです。A1は「火の鳥」のテーマ、B1は交響組曲より「愛は永遠に」が収録されています。
2曲入EPです。A1「火の鳥」のテーマ、B1「愛は永遠に」のそれぞれのカバーが収録されています。何れも松崎しげるさんが唄っています。松崎さんらしく高らかに唄い上げています。2曲ともルグラン自身が編曲しているのでバックの演奏も申し分ありません。
 
火の鳥 (CBS)
★☆
アトランティック・シティ (DRG)
2曲入EPです。A1「火と鳥」のテーマ、B1「愛は永遠に」のカバーが収録されています。S.Y.Oなる謎のグループによる演奏です。どちらもインストでディスコのリズムにシンセがピコピコ言っています。イマイチです。
シタール風な音を使ったアジアン・フュージョンの「SLOT MACHINE BABY」、ピアノ、ベース、ドラムのシンプルな構成によるジャズの「PIANO BLACKJACK」等、ジャズ、フュージョン色の強い作品です。曲の出来はイマイチです。
 
★★★
ハンター (ユニバーサル)
★★
ハンター (キング)
レコードでもリリースされていなかった作品のCD化です。全9曲。最初に収録されている「ラルフ・ソーソン・イン・アクション」は過去の作品「コニャクの男」のテーマをジャズアレンジでやったみたいなナンバーで、中々良いです。オーケストラによる静かな曲調の「ドディの妊娠」では、ルグラン節が聴けます。「シカゴ・チェイス」は早いテンポのジャズにバロック風なストリングスが乗る、ルグランならではのナンバーです。こんな曲、他の人には中々書けないでしょう。他の曲はクラシカルな感じのナンバーが数曲とジャジーなナンバーが入っています。「栄光のル・マン」とのカップリング盤です。
2曲入EPです。2曲ともラリー・ネルソン・オーケストラによるカバーです。
1981
   
★★★
愛と哀しみのボレロ (ワーナ)
   
ルグランとレイが夢の競演をした作品。競演と言っても競作ではでは無く個人で曲を提供しています。ルグランの曲は7曲です。B1の「世紀末の香り」はルグランが歌っています。同じタイトルの曲は歌入りかインストの違いです。アルバム自体はレイの作品がメインになっていてルグランはあくまでサブと言った感じです。実際レイの曲の方が出来はイイです。
1982
★★★
EIN PIKANTES GESCHENK (CELINE)
★★☆
QU EST-CE QUI FAIT COURIR DAVID (MILAN MI)

2曲入EPです。フランス盤も出ていますが。こちらはドイツ盤です。ジャケットのデザイン、収録曲が違います。男女のデュエットによるA1「BROADWAY」は曲のタイトル通りのブロードウエイのミュージカルを感じさせてくれるナンバーです。女性の方のヘタウマな感じの歌声が可愛くてイイ感じです。B1「BROADWAY」はインスト・バージョンです。正にハリウッド的オーケストラ・サウンドに仕上げています。

インストと歌で構成されている作品です。インストは5曲です。このインスト・ナンバーですが悪くは無いんですが後一押し足らない感じです。歌入りの曲の方がイイ曲が多いです。女性ボーカルがムードタップリに歌う「FELINE」、ルグラン自ら歌う「LA TRENTAINE」がイイです。
★★★
IL ETAIT UNE FOIS L'ESPACE (LOGA-RYTHME)
★☆
IL ETAIT UNE FOIS L'ESPACE (RCA)
ルグランのアニメ作品のサントラCDです。しかも2枚組みで、ボリュームタップリの内容です。殆どはインストです。テーマ曲はルグランらしい旋律が聴けるナンバーですが、出来としては普通です。2枚共、他に収録されている曲はオーケストラとシンセによるナンバーで、オーケストラ、ジャズ・ロック、シンセ等、各パートに分類されていて、同じ様なアレンジの曲が並べられています。個人的にはジャズ・ロックが好きです。各曲の出来自体は悪くありませんが、サウンドに厚みが無くどうしても軽く聴こえてしまう点が残念です。
両面とも歌が最初と最後に入っている以外はセリフ(ドラマ)が入っています。セリフのバックで曲は流れているんですが、あくまでもセリフがメインの為、聴き取れません。残念。
1983
★★★★
愛のイエントル (CBS)
★★★★
愛のイエントル (BARWOOD YEN)
全曲バーバー・ストライザンドの歌が収録されている作品です。お馴染みバーグマン夫妻の詞にルグランが曲を付けています。どの曲も力作揃いで聴き応えあります。ルグランの来日コンサートでも披露していた「パパ、見守って下さい」、美し過ぎるテーマ曲の「「イエントル」愛のテーマ」。ルグランの曲も良いですがそれ以上にバーバラの歌の凄さが伝わる作品です。
バーバラ・ストライザンド主演2作品が収録されたCDです。ルグランが作曲した「愛のイエントル」の方はバーバラの唄入りでは無くインスト・バージョンが収録されています。オーケストラによる正統派なアレンジで聴かせています。唄入りも方も良かったですけど、このインストもイイ出来です。それだけ原曲が良いと言う事でしょうか。
 
★★★
ドイツの恋 (MILAN)
★★★
ネバーセイ・ネバーアゲイン ( キング)
クラシカルな曲調のテーマ曲の「THEME DE PAULINA」。この曲をアレンジを変えてロンドン・シンフォニー・オーケストラの演奏で全編じっくりと聴かせます。遊びは全然無く政党派な音作りです。
トロピカルなインスト・ナンバーの「陽気なバハマ」、高速ジャズの「追跡」がイイです。中にはイイ曲もありますが余り良い出来ではありません。「ネバー・セイ・ネバーアゲイン」のインスト・ナンバーはCD未収録曲です。
 
★★★
ネバーセイ・ネバーアゲイン ( アルファ)
   
2曲入EPです。A1「ネバーセイ・ネバーアゲイン」はラニ・ホールが唄う「ネバーセイ・ネバーアゲイン」の主題歌を収録しています。B1「シャンソン・ダムール」はアルバムではボーカル入りの曲を、ここではインスト版として収録しています。LP未収録曲です。    

 

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