ARMANDO TROVAIOLI

 

トロヴァヨーリの作品を紹介します

年代順に表記しています。

(作品によっては年代が違う場合もありますので、その点はご了承下さい)

1974
★★★★
LA VIA DEI BABBUINI (CAM)
   
2曲入EPです。カトリーヌ・スパーク主演の作品です。ジャケットの感じから想像して原始人物でしょうか?。それとも大自然を舞台にした物語でしょうか?。A1の「LA VIA DEI BABBUINI」は混声コーラスをフィーチャーした壮大な雰囲気漂うナンバーでトロヴァヨーリ版「ジャングル大帝」と言った所です。いかにも大自然と言った感じです。B1の「STORK CLUB」はフリューゲルホーンが奏でるムーディなナンバーで、”バーで酒を一杯”的雰囲気の曲調です。2曲とも良い出来です。    
 
★★★
女の芳香 (CAM)
★★★☆
あんなに愛しあったのに (キング)
印象的なピアノのイントロに、フリューゲル・ホーン、ストリングスが旋律を刻む、悲しげなナンバーの「IN THE DARK」、ボサ・インスト・ナンバーの「PER LA STRADA」、ギターが旋律を刻むリラックスなラウンジ・ナンバーの「LUNGO IL MARCIAPIEDE、得意のジェット・ストリーム・サウンドを、聴かせてくれる「WOMAN'S PARFUME」はホントに気持ちイイです。ロマンティックな「SARA」も捨てがたい。色々な曲が聴ける作品です。
得意のハープシコードを使ったテーマ曲の「TEMA PER LUCIANA」。軽い感じのアレンジですが、切ないメロディーがイイ感じです。繰り返されるピアノに悲しげな旋律が加わる、チプリアーニ・タッチな「STRANO INTERLUDIO」、「TEMA PER ELIDE」もロマンティックなオーケストラ・サウンドで、これもチプリアーニ風です。この作品は余り遊びは無く、ジックリと聴かせるナンバーが数多く収録されています。
1975
★★★☆
AGGIUNGI UN POSTO A TAVOLA (CDG)
★★☆
AGGIUNGI UN POSTO A TAVOLA (CDG)

2曲入EPです。右に紹介しているLPの主題歌が収録されていますが、微妙にバージョンが違います。A1「AGGIUNGI UN POSTO A TAVOLA」はミュージカルの主役でもあるJOHNNY DORELLIの唄によるテーマ曲で、ピアノと女性コーラスが効果的にフィーチャーされた軽快なナンバーです。B1「ORA CHE CE LEI」はトロヴァヨーリの曲ではありませんが、ブラスを使ったアレンジが心地良いボサナンバーです。2曲とも良い曲です。A1の曲はアレンジがトロヴァヨーリと書いてあり、トロヴァヨーリらしいアレンジを聴く事が出来ます。

映画のサントラでは無く、舞台の(ミュージカルコメディ)為に書いた作品です。ミュージカルと言う事もあると思いますが、往年の曲調を期待して聴くと裏切られます。アレンジの性も有るかもしれませんが、全体を通して軽い感じの曲が多い印象です。アレンジはトロヴァヨーリでは無いのかもしれません。LPの表記には1990年と書いてあるので、もしかしてコノLPに収録されている音源は90年の物と言う可能性もあります。もし90年の作品ならば、アレンジがイマイチなのも納得出来ます。
1976
★★★
LA CARRIERE D UNE FEMME DE CHAMBRE / (BARCLAY)
   
2曲入EPです。A1「CUANDO CHE LA LUNA BLU」は、ノラ・オルランディが唄うナンバー。ラグタイムみたいな感じの曲です。B1「PATETICO INCONTROは、インストナンバー。弦楽器中心の静かな曲調です。中盤辺りに入るエレピの旋律がトロヴァヨーリらしいです。    
★★★
TELEFONI BIANCHI (CINEVOX)
★★★☆
BLAZING MAGNUM (BEAT)
DINO RISI監督作品です。 弦楽器の優しい音色によるスローなバラードのテーマ曲の「PORTAMI TANTE ROSE」。この曲のアレンジ違いが何曲か入っています。アコーディオンによるバージョンがイイ感じです。ノラ・オルランディとコーラスによる陽気な雰囲気の「WA-DA-DA-DA」。 これの別バージョンで、スローにアレンジされてる方が個人的には好きです。全体的には静かで落ち着いた曲が多く収録されているアルバムです。
フューゲル・ホーンをフィーチャーしたジャジーな「LOUISE」。アレンジ違いが5曲。ファンキーなテーマ曲の「BLAZING MAGNUM」。アレンジ違いが3曲。サスペンスな感じを良く出している「WHO KILLED LOUISE?」等、基本的には2曲のアレンジ違いのナンバーで構成されている、ジャズ・フュージョン作品です。各曲の出来はイイです。
 
★★★☆
アヒルのオレンジ風味 (キング)
★★★★☆
CATTIVI PENSIERI (WAVE)
軽いジャズ・ボーカルのテーマ曲の「CANARD A' L' ORANGE」は、まるでバカラックです。こんな曲も書けるんですね。ワルツにアレンジしたインスト・ナンバーの「DUCK DINNER」、「DOCKED TO A DUCK」、ファンキーなインスト・ナンバーの「SURF SERVICE」、女性コーラスをフィーチャーした「セッソ・マット」風な「I BETCHA」等、オルガン、チェンバロは陰を潜め、ホーンを多用したアレンジを聴かせています。70年代のトロヴァヨーリ・サウンドです。
2曲入EPです。A1「WHO'S MY WIFE'S LOVER ?」は高音ストリングが旋律を奏で、ピアノ、ホーン、シンセが絡むディスコ・タッチのナンバーです。B1「CATTIVI PENSIERI」はムーグ・シンセを前面にフィーチャーしたナンバーで、サビではホーンを使い気持ちイイ曲に仕上げています。どちらも70年代のトロヴァヨーリ・サウンドの要素がタップリ詰まった傑作です。
 
★★★☆
BRUTTI SPORCHI E CATTIVI (GDM)
★★★☆
BRUTTI SPORCHI E CATTIVI (RCA)
右に紹介しているアナログ盤に1曲だけを追加してのCD化です。その肝心の追加曲ですが、テーマ曲のアレンジ違い(インストバージョン)です。CDで言うと7曲目です。これは微妙ですね。せめて「IL SOGNO」か「RACCONTO TELEVISIVO」が入っていれば、たとえ1曲だけでも違ったと思うんですが。
テーマ曲の「BRUTTI SPORCHI E CATTIVI」は男女のコーラスが唄うナンバーで、スローなテンポですがアレンジがファンキーなナンバーです。ハーモニカの音色が悲しげな「TEMA DELLA GOCCIA」、「ISIDE E GIACINTO」。70年代の作品で多様しているスカイ・ハイ・サウンドの「IL SOGNO」は聴いていて気持ちイイです。甘い旋律とシンセを使ったアレンジが絶妙な「RACCONTO TELEVISIVO」は、このアルバムの中で一番のナンバーです。コレは最高にカッコイイです。全体的に明、暗な曲調がハッキリ分かれている作品です。
 
★★
LA PIU BELLA SERATA DELLA MIA VITA (BEAT)
★★★★
LUNA DI MIELE IN TRE (CAM)
ループするシンセのベースラインに同じくシンセによるバロック風な旋律が響く「LA MOTOCICLISTA」、リバーブをかけまくっているサウンドに女性ボーカルの唄が入る「LA CASTELLANA」、またまたシンセサウンド全快の「FINE DI UN SOGNO」、男女のコーラスによるミサ曲の様な「LA MOTOCICLISTA」等、「全曲シンセでクラッシックをやっている」そんなアルバムです。余り面白くないです。
ホーンを使ったアレンジがバカラック・タッチの「HONEYMOON IN THREE」「GRACE」、「GODDESS WOMAN」、70年代の得意技、ストリングス使用のディスコ・ナンバーの「.FLYIN' TO JAMAICA BAY」、男性ボーカルが唄う南国ナンバー「JAMAICA LAND」、ファンキーなインスト・ナンバーの「BABE」。この曲はフルートをフィーチャーし、目茶苦茶カッコイイです。全編明るいナンバーが並ぶ、聴きやすい作品です。
1977
★★
LA STANZA DEL VESCOVO (CINEVOX)
★☆
IN NOME DEL PAPA RE (BEAT)
ムーグの音色が気持ちいい、リラックス・ナンバーの「LADY IN BLACK」、ピアノとストリングスによるインスト・ナンバーの「GIRL ON BOARD」。多分これがテーマ曲だと思います。ジャジーにアレンジした「LIGHT BREEZE」。トロヴァヨーリらしいナンバーです。イイ曲は3〜4曲のみで、後はイマイチです。
2曲入EPです。A1「IN NOME DEL PAPA RE」は男性ボーカルグループの歌が入る戦争映画風なナンバーです。B1「RICORDO DI UNA SERENATA」はギター、フルートが奏でる静かな曲調のナンバーです。こちらの方がまだイイです。
 
★★★☆
MOGLIAMANTE (WARNER)
★★★
L' ULTIMO AEREO PER VENEZIA (CBS)
2曲入EPです。A1「TEMA DI LAURA」はピアノが主体のロマンティックなナンバーで、ラブ・テーマの王道の行く旋律が最高です。B1「TEMA DI MARCELLO」もピアノが旋律を奏でるナンバーで、途中弦楽器が入り盛り上ります。こちらはかなりクラッシック風な感じになっています。2曲ともイイです。ジャケットのイラストがイイ感じですね。
2曲入EPです。A1「SABATO SERA, 12 SETTEMBRE」はアコースティック・ギターの短いカッティングの音色が耳に心地よい緩めのナンバーです。B1「L' ULTIMO AEREO PER VENEZIA」はこの時代のトロヴァヨーリらしい軽めのナンバーです。ブラス・アレンジもバカラック風でイイ感じです。2曲ともシンセ、ブラス等を使い上手くまとめています。
1978
★☆
ドイツ奇襲作戦 (BEAT)
 
AMORI MIEI (CAM)
スネア・ドラムのリズムが、いかにも戦争映画らしい「MARCIA DEI GIGANTI」。アレンジ違いが6曲。この曲だけは、まあ聴けます。他の曲はイマイチです。他のトロヴァヨーリ作品と比べてしまうと、どうしても評価は下がります。
男性コーラスをフィーチャーしたディスコ・ナンバーの「SUNSHINE VALLEY」、シャバ・ダバ・スキャットをフィーチャーしたファンク・ナンバーの「ROLLER SKATE」、男性グループが歌うポップな「DEBORAH等、全体的にはシンセを使った、明るいディスコ・サウンドが聴ける作品です。
 
★★☆
LIGABUE (GDM)
★★☆
LIGABUE (RCA)
右に紹介しているLPとは1曲だけ違う曲が入っているCDです。LPのB4「PARTIGIANI」が、このCDには未収録です。その変わりと言って何ですが、「SOLITUDINE DI TONI」と言う曲がこのCDには収録されてます。そしてこの曲ですが、タイトル曲のアレンジ違いです。まあ可も無く不可も無くと言った所でしょうか。LPと同じ絵柄の何の変化も無いジャケットです。
イタリアのTVドラマのサントラです。鳴り響くパイプオルガンに悲しげな旋律のストリングスが絡むタイトル曲の「TONI LIGABUE」、「エクソシスト2」のようなサスペンス風な「EPILESSIA」、シンセ、ハープシコードをフィーチャーしたワルツの「TEMA DELL AMICIZIA」は、往年の曲調が垣間見れる仕上がりです。オルガンのフレーズがイタリア・ホラー映画のテーマみたいな感じの「AUTORITRATTO」等、全体的には重たいナンバーが並びます。
1979
★★☆
DOTTOR JEKYLL E GENTILE SIGNORA (SAIMEL)
★★
LA CIOCIARA (CINEVOX)
トロヴァヨーリが手がけた2本の映画のサントラ・ナンバーが収録されているカップリング盤CDです。この映画はトラック・ナンバーでは1〜12になります。男性ボーカルが唄うディスコティックなファンク・ナンバーの「MR.JEKYLL&MR.HYDE」、女声のスキャットをフィーチャーした「TEMA D'AMORE」、緩めのファンク・ナンバーの「DR.JEKYLL FANKY」等、各曲の出来自体はそれ程良くもないです。全編シンセ等をフィーチャーしたディスコ&ファンクなアレンジのナンバーが中心です。
ストリングスを使った綺麗なテーマ曲の「TWO WOMEN」。この曲のアレンジ違いが殆どなので、聴いていて飽きます。後1〜2曲違うナンバーが入っていたら、良かったのですが、残念。
1980
★★★
ARRIVANO I BERSAGLIERI (RCA)
★★★☆
ACCENDIAMO LA LAMPADA (CAM)
ジャケットの写真を観るとカナリ昔の時代設定の映画の様です。その為か、全体的にクラシカルなナンバーが多いです。バロック調のマーチの「ARRIVANO I BERSAGLIERI 」、ピアノによるクラシカルな「CONTESSA」、同じくピアノによる「URBANO」は、悲しげな旋律が、いかにもイタリアサントラ的で良いです。他にもこの手の曲が2〜3曲入っています。ピアノを主にしたナンバーが多く、ジックリ聴ける作品です。
ミュージカルコメディの2枚組LPです。おそらく舞台版のサントラだと思います。テーマ曲の「ACCENDIAMO LA LAMPADA」は、いかにもミュージカルらしい 曲調でソフトロック風な感じもある仕上がりです。アルバム唯一のインストナンバーの「BALLETTO SCIAVE」は、70年後半に使われていたスカイハイサウンドの要素が入ったトロヴァヨーリらしい曲で、コレが素晴しいです。男女のデュエットによる「PER AMORE O PER MAGA」もトロヴァヨーリのテーストが入った旋律が聴けるポップなナンバーです。 ブラスをフィーチャーしたファンキーなアレンジがカッコイイ「IL SOLE E NERO」等、結構良い曲が入っています。
1981
★★★
RISOTTO AMARO / UGO TOGNAZZI / (WARNER)
   
2曲入EPです。A1「RISOTTO AMARO」は、オルガンを主体にした演奏によるジャズ風味のポップスと言った感じのナンバーです。女性コーラスが華を添えています。B1「SQUISITA BIONDA E MORBIDA」は、ファンク系の演奏をバックに唄ってます。こちらもコーラスがフィーチャーされていて、その点が良いアクセントになっています。    
★★☆
パッション・ダモーレ (SLCS)
★★★
AI VEM D DILUVIO (SIGLA)
ピアノとシンセをフィーチャーしたテーマ曲の「PASSIONE D' AMORE」は、スローで綺麗なナンバーです。後の3曲も同じタッチのナンバーです。クラシカルな作品です。
75年にイタリアで作られたミュージカルコメディ「AGGIUNGI UN POSTO A TAVOLA」のブラジルキャスト版です。その為アレンジとかもブラジル人がやっているみたいです。男女が唄うボサアレンジのソフトロックな「UM LUGAR NA MESA」、 男性が歌い上げるバラードの「DOCE CLEMENTINA」等が、お勧めです。イタリア版よりもこちらの方が断然良い出来です。
1982
★★★☆
VIUUULENTEMENTE MIA (BEAT)
★★
PLUS BEAU QUE MOI TU MEURS (TREMA)
4曲入12インチ。A1「SMERALDA」はミディアム・テンポのリラックス・ナンバー、A2「IBIZA」は南国ムード漂うトロピカル・ナンバーです。B1「ROARING '80」は刑事物に相応しい感じのジャズ・フュージョン・ナンバー、B2「PLAYMATE」は気持ちイイ、リラックス・ナンバーです。4曲とも出来はイイです。

2曲入EPです。A1「PLUS BEAU QUE MOI TU MEURS」は、主演男優"ALDO MACCIONE"が唄うナンバーです。普通のポップスですが、コーラスが入るサビ部分が少しイイ感じです。唄はヘタです。B1「AVENIR AVENIR」は、男女が唄うディスコ風なアレンジよるナンバーです。こちらの方が良いです。

1983

★★★
MYSTERE (SAIMEL)
   
トロヴァヨーリが手がけた2本の映画のサントラ・ナンバーが収録されているカップリング盤CDです。この映画はトラック・ナンバーでは13〜30になります。女性ボーカルが唄う普通のポップスの「.MYSTERE」、フューゲル・ホーンの渋い音色が最高なジャジーな「REQUIEM PAMELA」、刑事ドラマのテーマの様な曲調の「THE KILLER IS ROUND THE PARKING」、トロヴァヨーリお得意のスカイ・ハイ・サウンドの「HONG KONG」等、この時代の作品としては頑張っている方ではないでしょうか。    
1986
★★★☆
MACARONI (GENERAL)
   
5曲入り12インチです。ピアノとストリングによるテーマ曲の「MACARONI」は繰り返されるピアノのフレーズが印象的なナンバーで、静かな曲調ながら中々良い曲です。同じ様なタイプの「UN AMI NOMME BOB」はサックスが中盤からフィーチャーされて少しムーディーな雰囲気を醸し出しています。テーマ曲のアレンジ違いの「UN AMI NOMME TONY」は 、このアルバムの中で一番の出来です。旋律自体は同じフレーズの繰り返しなんですけど、段々盛り上がる展開が最高です。全5曲良いです。    
1987
★★★☆
ラ・ファミリア (SLCS)
   
緩やかなテンポにサックスが旋律を奏でる、オーケストラを使ったテーマ曲の「LA FAMIGLIA」。アレンジ違いが6曲。ピアノとオーケストラによる雄大な感じの「PRIMO INCONTRO」。アレンジ違いの4曲。ピアノが奏でるクラシカルな「ADDIO」等、アレンジ等に遊びは無く、ジックリ聴かせてくれる作品です。    
1988
★★
MISS ARIZONA ( GENERAL)
   
「ACCADDE A BUDAPEST」はクラシカルな感じのナンバーで、ジックリと聴かせる結構イイ曲です。他に女性ボーカルの歌が7曲も入っています。で、この歌物は余り良くありません。ピアノによる「INCONTRASI E DIRSI ADDIO」も綺麗なイイ曲で、往年の出来に近いです。インスト・ナンバーはイイです。この時代の作品にしては頑張っている方でしょう。    
1991
★☆
CATTIVA (GDM)
   
テーマ曲の「CATTIVA」は、ドラマティックな曲調のナンバーで、これは良いと思います。しかし、コレだけです。この曲のアレンジ違いも沢山入っていますが、余り良いアレンジではありません。おそらく映画がシリアスなドラマ作品だと思われる為、ラウンジ系を期待するのは無理かも知れませんが、しかし、イマイチです。    
1993
★☆
MARIO MARIA MARIO (RCA)
   

オーケストラによる、爽やかなナンバーの「MUSICA PER UNA STRANA STAGIONE」、ピアノが奏でる「サティ」風なナンバーの「IN QUALCHE PARTE DEL CUORE」、悲しげな旋律を口笛が奏でる「QUELL 'INCONTRO COSI PER CASO」等、昔の面影は何処へ行ってしまったと、考えてしまう出来です。まあ、仕方ないですかね。

   
1995
ROMANZO DI UN GIOVANE POVERO (RCA)
   
フィルム・ノワールな音が聴ける「TI PIACE QUESTO PROVINO SIG. SCOLA?」。殆どが、この曲をベースにアレンジを変えてやっています。が、余りイイ出来ではありません。結構退屈です。    
1996
GIOVANI E BELLI ( SCREEN TRAX)
   
南米の音楽の要素を取り入れたナンバーが殆んどです。その他のナンバーではタンゴの要素を取り入れたナンバー等をやっています。イマイチです。    
2003
★★★
GENTE DI ROMA (CAM)
   
トロヴァヨーリ、スコラ監督のコンビによる作品です。比較的オーケストラによる曲が多いこのコンビの作品ですが、ここでは軽いタッチのジャズ・フュージョンが聴けます。ラテン・テーストなアレンジでやっている「.IL PRIMO BUS CON GATTO」。多分コレがテーマ曲でしょう。旋律はちゃんとトロヴァヨーリしています。大体の曲がこのテーマのアレンジ違いで構成されています。この一曲を聴く分にはカナリ良い感じです。しかし余り変化が無いアレンジの為、途中で飽きてきます。その点が残念です。    
2004
★★☆
ローマの休日 (GDM)
★★★
LA TERRA DEL RITORNO (IMAGE)
オードリー・ヘップバーンの名作「ローマの休日」のミュージカル版サントラです。殆ど曲をトロヴァヨーリガ書いていますが※印の曲だけコール・ポーターのナンバーです。ミュージカルと言う事でしょうか、ここに収録されている曲の数々は正にミュージカルと言った感じのナンバーが並びます。トロヴァヨーリらしいと言うか「カンツォーネ」のテーストが各曲のアレンジに感じられます。余り代わり栄えの無い曲ばかりですが、まあそれなりに楽しめます。

トロヴァヨーリ作曲、アレンジと指揮はマウリツィオ・アベーニによる作品です。トロヴァヨーリらしいカンツォーネの要素を取り入れた「LA VITA DEI SANTI」、幻想的な女性コーラスをフィーチャーした「OLTRE LA REALTA」、ギター、バンドネオン、オーケストラが奏でるドラマティックな曲調の「IL DRAMMA DI MARIO」はホントに良い曲です。フィナーレに相応しい盛り上がりをみせる「LA TERRA DEL RITORNO」等、派手さはありませんが落ち着いた楽曲が堪能出来る作品です。

2007
★★★★★
ARMANDO TROVAJOLI (AMK)
★★★
ARMANDO TROVAJOLI (GDM)
本とCDが合体した代物です。CDはオマケ程度に考えて本がメインです。シッカリとした作りの本にはトロヴァヨーリが今まで作曲して来たサントラのジャケット、ポスター等の写真が豊富に載っています。しかもカラー写真が中心な点も嬉しい所で、写真集としても素晴しい出来です。トロヴァヨーリファンは即GETでしょう。付録のCDには17曲収録されています。殆どの曲は既に聴いて来た曲ばかりなので、それ程新鮮味はありませんが、ただ1曲だけ初めて聴くナンバーがあります。お馴染みの「黄金の七人」のテーマ曲ですが、サントラには収録されてない別バージョンが入っています。コレにはビックリです。何でこんなバージョンが収録されているんでしょうか?。
3枚組CDです。CD1「COMMEDIE MUSICALI」、CD2「MUSICHE DA FILM」、CD3「CANZONI E BALLATE DA FILM」とそれぞれテーマ別に分かれています。 CD1はミュージカルナンバーが中心で、ハッキリ言ってイマイチです。コレは要りません。CD2には「黄金の七人」等の代表曲は入っていますが、それ程の新鮮味は有りません。CD3は唄モノが中心で、「女性上位時代」等のナンバーが入っています。 このCD3が一番良かったです。トロヴァヨーリ作品を聴きまくっている人には物足りないかもしれません。
2010
★★★
LA VITA EUNA COSA MERAVIGLIOSA (IMA)
   
女性ボーカルが唄うジャジーなテーマ曲「IN LOVE WITH LIFE」。トロヴァヨーリらしい旋律が少し聴けます。この曲が中心の作品で、他はインストの別バージョンが何曲も入っています。ピアノ主体の「IN LIFE WITH LOVE」は、ワルツアレンジされたバージョンで、イイ出来です。テーマ曲同様のボーカル曲「EVERYTIME IT RAINS」もジャジーな仕上がりです。「AFRICA」もブラジリアンテーストのナンバーで、こちらも往年のトロヴァヨーリのサウンドを感じさせてくれます。    
 

 

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